進路に関して

※社会福祉法人の就職に関する所も参考にしてください。

Q 質問
光の村養護学校ら入学後の進路はどうなりますか?
A 答え
多くの場合は、高等部から専攻科に進み、専攻科段階で進路を決定します。専攻科在学中に就職が決定する場合もあります。個々によって違いはありますが、目標として専攻科在学中就職決定し、卒業後家庭からの就職を目指しています。
その為に家庭学校を重要な教育と位置づけて、家に帰ってからも光の村ですごした日課が卒業後も行えるように本人・保護者にその過程を覚えてもらっています。最近の傾向としては、専攻科から就職して(A型も含む)家庭から通勤(通所)する場合が多くなっています。保護者が若いうちに本人と共に地域で過ごす道を進む道を選んでいます。色々な事情で光の村にあるグループホームに入所し、光の村から就職や通所する場合もあります。特に就職後のアフターケア(社会にでてからの学習の必要性)が重要となっているからです。 また、在学中に就職ができなかった生徒に関しては、光の村関係施設(障害者支援施設)に進んで何年か教育を行い、再度自立を目指しています。施設から就職に至った重度の自閉症の方もいます。 学校卒業後も隣接する施設と協力し就職を目指した結果です。
※但し定員というものがある以上、光の村に残りたいという方すべてを受け入れることは難しいのが現状です。グループホーム1箇所作るのにも土地代を考えずに四千万円位必要となるからです。

特に、関西地方の卒業生対策の基地として、神戸光の村授産学園を運営しています。多くの卒業生が進路として選択しています。また、東京光の村授産学園・千葉光の村授産園・光パックス石川(企業)にも進んでいます。卒業生に合わせて対策を行ってきた結果です。

 

 

Q 質問
光の村養護学校ら卒業後家庭に帰って就職したいのですが?
A 答え
早い段階で就職のための実習が必要となってきます。特に家庭から就職する場合、地域のアフターケアが重要です。将来的に家庭だけで対応することが難しいからです。 光の村では中学部段階から家庭学校(年間4回)期間に家庭から実習に出て、就職に目指しての力を試します。何年かかけて実習し、信頼を得て就職に結びついた卒業生もいます。 学校でも高等部になれば現場実習として長期間一般企業に出て力を試しています。 特に家庭に帰る目標があれば学校でも早期に対応しています。 学校と保護者と本人が一丸となって自立を目指すことが必要です。

 

 

Q 質問
自分の子供の将来をどうすればいいかわからないのですが?
A 答え
光の村の特徴として、学校だけでなく各施設と一緒に共存しています。日ごろ色々な行事で一緒に活動し、就職した先輩たちを見ています。子供たちは一番周りの環境に敏感です。 光の村には色々な先輩の見本がいます。日ごろ一緒に活動していると「あの先輩のようになりたい」と思うようになり、先輩たちの生活にあこがれて、頑張る子供たちが多いようです。 実際、在学する子供たちに将来の事を質問すると「○○先輩のようになります」と具体的な名前をあげてきます。自分の将来を先輩の姿としてみているようです。 最近、卒業生が学校近くに自分の家を建てました。30年働いて夫婦で貯金して建てた家です。 今、将来働いて自分の家を建てる事を目標とする生徒が増えてきました。
また、全員が卒業してすぐに就職といかない場合もあります。更生施設や授産施設に進んで、 そこで再度光の村教育を受け、10年、20年かけて就職した先輩もいます。 光の村は一人ひとりの能力や成長に合わせて、施設を作り、卒業生対策を行ってきた結果です。